第φ回裏短コン「これが大駒です」

  • 本記事は2016年に開催した「第φ回裏短編コンクール」の結果稿を旧サイトから移植したものです。できるだけ当時のままの文章とし、修正は最小限にしてあります。
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これが大駒です

Pathfinder

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正解42 誤解0 無解3
得点 2.68 (7位)
人気投票 1位:1人 2位:1人 3位:1人
ベストタイトル投票:0人

作者
狙いは「9手詰で大駒四枚捨て」です。作品名はdivDさんに頂きました。
この狙い自体は盤面8枚でも可能で、短コンに出すか迷ったのですが、一手一手の味がよい本図を完成図とし、こちらへの出品としました。初手の変化が香成らせで詰むところや、わざわざ66への利きを増やしてから66飛と捨てるところが気に入っています。また初形と8手目の盤上違いが77とが57に移動しただけというところも狙いの一つです。

★堂々の看寿賞作家の登場。

★たいへんな持駒になっていますが、9手とわかっていれば全部打つのみ。その順番がいろいろあって難しいです。
★87角は同と、67角、86玉で届きません。98角で96を空けるのか?などと考えても駒が足りず、ここは先に67角とこちらに捨てるのが正着。
★対する86玉の変化が難物で、77銀、97玉に87飛!、同香成、86角!、同成香、88金迄。変別はいろいろあるものの、9手以内に収めるにはこれしかありません。香成らせの手順が入るとは。
★2手目同とに66飛の焦点打。そして続けざまに57角の短打が光ります(55玉に46金を用意するため)。
★最後に76飛と打って玉位置を戻してみれば、初形と比べてと金が移動しただけ。頭金迄の詰上りとなります。

有吉弘敏
2手目86玉の変化の87飛は秀逸。

馬屋原剛
飛の焦点打2発が気持ちいい。57角の限定短打も味がよい。2手目86玉は、77銀、97玉に87飛が決め手か。「これが大駒」3作の中で一番。

名無し名人
重厚な変化紛れで、大駒4枚捨てと分かっているのに難しかった。66地点の守備駒の利きを増やしてから飛を捨てる感触は良い。よく見ると大駒4枚短打にもなっている。作者予想=小林尚樹さん。この作品はよく出来ているので実力者だと思う。小林さんがdivDさんの「作者当て誤解狙い…」ツイートに返信していたのが怪しい。

三輪勝昭
大駒4連捨てを持駒でやった作品は過去にあるのかな?
2手目86玉を手数内で詰ますには、77銀、97玉、87飛、同香成(不成なら99飛)、86角と成香変換するのかな。
どうやっても詰むので意味ないが。
作者予想=鈴川優希作。
打ち捨てにもストーリーがある。

ミーナ
シリーズ中ではもっとも迫力がある。強力な持駒を軽くかわして、趣向的な手順を成立させている。
すばらしい構図感覚。作者は鈴川さんでしょう。

★本作の作者当ては相当難しいですが、鈴川作という予想はダメです 笑。

奥鳥羽生
これが大駒の連続短打捨駒です。

金少桂
大駒は投げ捨てるもの(2回目)
全部短打の打捨で統一感がある分、大駒三部作は本作が優勝かな。
大駒4枚も捨ててと金が脇へ退くだけというのもテーマの強調になっていて良い。

EOG
大駒だけど接近戦。守りが強力で手が付けにくい。

梶谷和宏
いろいろな場所で大駒を捨てまくってやっと詰んだという感じ。

松尾 裕
確かに飛車は大駒ということを認識。

kisy
大駒が全て持駒にあるということに驚きました。凄まじい完成度!

江市 滋
77銀の変化はちょっと面白いが、作意は平板過ぎる気が。

虹色のルモ
タイトルが答え直結で分かりやすい、持ち駒5枚なので大駒捨てて金打まで、双玉にすると余詰消しやすいんですよね。

おかもと
大駒を小駒のように短く使う。気がついたら77とが57に移動していた。

まつきち
短評:飛のただ捨て2連発は豪快。オール捨て駒の構成はGood!初形からと金が57に動いただけというのも面白い。持駒5枚は、打って、打って、また打ってだが、紛れもあって単調ではない。2手目86玉の変化などもうまく処理されています。

野々村禎彦
大駒4連打ち捨てとしては最高難度だが、逆王手とは無関係な▲74王配置は無粋。

★一概に逆王手に無関係な双玉配置を無粋と言ってしまうのは(最近では特に)待ったがかかりますが、でも本作の場合もうちょっとなんとかなりそうな気もしますよね。

まっつぁんこ
2手目の変化にてこずる。

ほっと
2手目の変化が難解。まさか香の成らせが出て来るとは。作意も理想的。でもこの命名は使っては駄目。

景山英貴
手順はこれが一番。Pathfinderさん。

★よく当たりましたねえ。

tsumegaeru
飛角4枚捨てでと金の位置が変わるだけの微小変化を実現したのは見事。

★大駒4枚捨てという派手な機構の割に、生じた結果は小さいものというギャップが演出できていると思います。

山下誠
大駒の連続捨て技だが、1手1手に味が有り単調さを感じない。

大瀬戸
逃げられてもぴったり詰んでいる。

原田椅子
解くのは難しくないが、この構想をまとめるのは至難。

★逆算で作ったんですかね?

青木裕一
大駒4枚捨てればいいのが分かりきっているのになかなか解けなかった。
作者は小林尚樹さんだと思います。

太刀岡甫
ただ捨てるだけでなく、角の捨て方、飛の捨て方に統一感があり、これが大駒の3作中ではベスト。野々村禎彦さん作と予想。

桂花
何とも重厚な手順。

河童生
大駒は惜しまない、金は止めに。格言通りに、これは解決。

齋藤光寿
持ち駒を打っていくだけなのに難しかった。2手目の変化が見えて作意に到達したときは感動しました。

黄楊一輝
大駒4枚捨てるのが分かっていても手こずった。園川さんですか?

後藤 満
守備駒のと金1枚を無力化する大駒4枚の捨駒は豪快!変化も程良いアクセント。

不透明人間
最終2手の作意は還元玉だろうと判断した。有吉弘敏氏作と予想。

★作意は同玉で、解答者も大半は同玉でした。

すみしん
初手67角から86玉と逃げたときの変化が分からなかったです。

竹中健一
4枚捨てでもこの手順は良いですね!

園川彼方
大駒4枚捨てでと金をずらす。「これが大駒」の中で一番好みでした。

オオサキ
「これが大駒」シリーズの最高傑作。

前田康熙
2手目の変化を読み切るのが面倒でした(

★実際なんでも詰んでしまう中での最短探しとなるのが惜しいところ。

もラン
角でと金スライド、飛車で玉スイッチバック、気づけば77金まで。統一感のある4連大駒捨て、紛れ変化も優れていて三作中で一番のイメージ。

園城寺怜
手の組み合わせが多く、少し手こずった。

ぶじょー部長
大駒を短く4連続で打つてんぽのよさ。

久保紀貴
こちらは凝った手順。単純な捨駒ではなくそれぞれに味がある。特に飛捨てはともに焦点捨てになってより味がよい。今回の同テーマ3作の中では、本作が頭一つ抜き出ていると思う。作者予想はすみしんさん。

占魚亭
77とを遠ざける。大駒の着手のリズムが良いですね。

コメント

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