入選76回 短コン 2014.12
詰将棋パラダイス2014年12月号 短編コンクール
誤 | 無 | A | B | C | 平均 | 順位 |
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2 | 15 | 49 | 25 | 2 | 2.63 | 11位 |
北○正一 力ずくに見えたがうまくできている。
初手に打った飛を最後に成り捨てる構成だけが取り柄。
途中44銀合や37合で変同がある。よくこれで発表しようと思ったものだ。
入選77回 短大 2015.1
詰将棋パラダイス2015年1月号 短期大学
誤 | 無 | A | B | C | 平均 |
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9 | 11 | 30 | 7 | 2 | 2.71 |
占魚亭 大駒の動きに目を奪われがちだが、金の方に惹かれる。
野○賢治 54桂中合が作者の充実ぶりを示す一手。
解説 石○誠一
☆収束から逆算しているので、綺麗に決まるのは当たり前なのだが、そこで必要な金を打つところまで持っていくのが作者の技量。
キレのいい収束を見つけたので逆算。54桂合は念じたら出た。
玉が攻駒から離れている初形と、25角で香筋を遮ってからの21金の感触が気に入っている。
入選78回 大学 2015.1
詰将棋パラダイス2015年1月号 大学
誤 | 無 | A | B | C | 平均 |
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4 | 12 | 18 | 1 | 0 | 2.94 |
解説 利○偉
☆兎に角難解で、移動合を含む4回の合駒が入り力作です。また、馬が95→73→51→24→46と大移動する展開は予想不能の捌きです。そして特筆したいのは、作者の狙いの一つでもある、6筋の壁駒の構築で、46とを67迄誘導する手順まで入るとは凄すぎます。
池○俊哉 四方から大駒でせまり形にしていく、難解なだけでなく切れ味も鋭い。
炙り出し初創作。
もともとは700号記念作品展のPARADISE700に投稿しようと作り始めたが、25手を超えてしまったので大学に投稿することになった。
11手目、手順前後で94龍だと64桂合で逃れ。先に32馬として、56飛~55飛を防ぐために43桂合を決めさせておけば、次の94龍にはもう桂合が売り切れになっているという仕組みだ。
簡単には書いているが、そこに至る前にもたくさん合駒含みの変化があって、相当難解。柿木も初形からだと解いてくれなかったりする。
半期賞受賞。
入選79回 デパート 2015.1
詰将棋パラダイス2015年1月号 デパート
誤 | 無 | 正 |
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0 | 13 | 25 |
解説 會○健大
☆どんどん舞台を広げていく発散型の逆算なのであるが、序で使う駒は全て消してミニマムなまとめになっているのが好印象。
今○健一 14手目の48飛合に気付いて、「これは上手いぞ」。大駒、特に2枚の角の動きが妙、気分の良い終局でした。
よくある収束だが逆算していたら飛合が出てきたので、嫌味のない初形にまとめてみた。
入選80回 小学校 2015.2
詰将棋パラダイス2015年2月号 小学校
誤 | 無 | A | B | C | 平均 |
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1 | 4 | 96 | 47 | 4 | 2.62 |
真○千秋 と金は全員、右前方へ一歩進め!
永○勝利 28桂~26金なんてまるで余詰筋。意表を突かれた。
と金移動の狙いが伝わってひとまずはよし。
薄味だったので数年後に改作してみたのがこちら。
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