入選121回 短コン 2016.12
詰将棋パラダイス2016年12月号 短編コンクール
誤 | 無 | A | B | C | 平均 | 順位 |
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0 | 18 | 72 | 26 | 2 | 2.70 | 5位 |
清○広美 塞ぎたくない馬筋を塞ぎながら龍の大移動で決める。
かなりうまくできたと思う作。
狙いが明確で、シンプルで、それでいてかっこいい。
入選122回 デパート 2016.12
詰将棋パラダイス2016年12月号 デパート
誤 | 無 | 正 |
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0 | 6 | 24 |
竹○健一 同じ銀で2回の移動合ってうまいですね!
2手目の移動捨合から作り始めたら、もう一回移動合できることに気付き、収束を作っていった。
舞台装置となる攻駒をすべて捌いて、初形ではあれだけ広かった配置が、詰上りでは2×5の省スペースに収まるのが自慢。
入選123回 短期大学 2017.1
詰将棋パラダイス2017年1月号 短期大学
誤 | 無 | A | B | C | 平均 |
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5 | 18 | 15 | 13 | 1 | 2.48 |
解説 石○誠一
収束に必要な13飛を合駒で出すところまで逆算してしまうのが作者の力。相変わらずのヒットメーカーぶり。
あまり特徴のない作だが、飛合から14角捨の味がよいので仕上げてみた。正算で収束の目星をつけて、そのあと詰上りから逆算をやりなおして作っている(再構成逆算)。途中21角成~32馬の4手伸ばしが冗長なのでカットしたいが、どうにもならなかった。
26桂は、初手32桂成などの余詰を消しつつ、2手目金合のとき23歩成、同玉、14角、12玉、13歩、同玉、31角に対し22桂合を売り切れにする配置。
入選124回 中学校 2017.2
詰将棋パラダイス2017年2月号 中学校
誤 | 無 | A | B | C | 平均 |
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0 | 3 | 65 | 42 | 7 | 2.50 |
大○洋之 B級娯楽的手順というところでしょうか。
バッテリーを二重に止める初手から、どんどん捌いていく手順を作りたかったが、出来上がってみると短評のとおりB級娯楽作といった感じ。
入選125回 高等学校 2017.2
詰将棋パラダイス2017年2月号 高等学校
誤 | 無 | A | B | C | 平均 |
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11 | 17 | 36 | 6 | 2 | 2.77 |
今○健一 12への遠角成がピカリ。その馬を捨てての収束も、これまた鮮やか。
無難にまとまったが、構想作家なら11香を置かずとも12角成の限定で作りたいところだろう。
12角成の後に67角設置~23角成のスペースを残すという意味付けで作れないだろうか。
2~4手目の2手伸ばし、12~14手目の2手伸ばしもできればカットしたい。
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